人権の世紀


21世紀は「人権の世紀」といわれています。20世紀、我々人類は二度にわたり世界大戦を起こしました。多くの尊い命を失い、悲劇と破壊をもたらした2つの大戦の反省から、第二次世界大戦後、世界の人々の間に平和と人権の尊重を求める動きが高まりました。そして、昭和23年(1948)12月10日。国際連合は、「すべての人間は、生まれながらにして自由であり、かつ尊厳(そんげん)と権利について平等である」と謳った世界人権宣言を採択しました。

「人権の世紀」~これには、20世紀の経験を無駄にせず、全人類の幸せが実現する時代にしたいという願いが込められています。